肌が30代になってから、乾燥、粉吹などでカサカサ気になっていませんか?
実は年齢のせいもありますけど、乾燥肌を放っておくと肌バリアが低下してヒドイと痒みが伴って傷跡が残ってしまう年齢です。
今回はそんな30代の悩める肌の乾燥問題について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
30代から始まる乾燥の原因
原因
- 年齢・加齢
- ターンオーバーのサイクル
- 紫外線の蓄積
- スキンケアの方法が違う・全くやっていない
- 空気の乾燥・環境が乾燥している
- 食事・生活習慣
原因を上げただけでもこれだけあります。
年齢・加齢
年齢によって、肌の保水力がなくなることで、起こる肌の乾燥があります。
この肌の保湿は=皮膚の肌バリアの役割をしていますが、年齢と共の低下していくのが現状です。
男性も例外ではありません。加齢とともに細胞間脂質や皮脂の量が減少していきます。男性の場合は「30代」を境に徐々に減少していくことがわかっていますが、40代、50代と肌の乾燥からくるトラブルが増えていきます。ちなみに60代以上では、75%(4人に3人)の方達は乾燥が原因によるかゆみや、カサカサに悩まされています。
ターンオーバーのサイクル
肌を乾燥から守っているのは外側から「表皮・真皮・皮下組織」=皮膚です。
肌のターンオーバーは約4〜6週間のサイクルで起こなわれています。
サイクル
- 生成 新しい細胞が生成されます。
- 成長 表面の肌となるべく成長していきます。
- 排出 皮膚としての役割を終えたら「垢(あか)」となって剥がれ落ちます。
表皮と呼ばれる1番外側の細胞に基底層という細胞がありますが、ここで細胞分裂がおこなわれ、細胞が形を変えながら表面に上がっていきます。
肌は紫外線やホコリなどの様々な刺激から皮膚を守りながら、水分が逃げないように「バリア」の役割も持っていますが、
ターンオーバーが乱れると、肌の防御力、水分保持能力が弱くなって、外からの刺激を受けやすくなり、肌の乾燥、肌荒れ、アレルギーを起こしやすくなります。
なので、ターンオーバーが乱れると肌荒れの原因になります。
ターンオーバーの主な原因
- 寝不足
- ストレス
- 過剰なダイエット
- 食生活
- タバコ
- アルコール
- 運動不足
- 便秘
などが挙げられます。
食事や睡眠の乱れが起こると、体のターンオーバーのサイクルが乱れていき、お肌の乾燥や肌の色もくすんでいってしまい、乾燥が進むと肌のバリア機能が低下していき肌トラブルがどんどん増えていきます。
紫外線の蓄積
紫外線は「シミ」の原因になることで有名ですが、実は肌の乾燥もしています、汗をかいている時はなかなか気づきにくいですが、紫外線を浴びているだけで、肌の中は“カラカラの状態”この状態を「隠れ乾燥(インナードライ)」と言います。
又、夏の日差しを浴びているだけで夏は日焼けしてしまいますが、それはいわゆる“火傷”の状態なので、より水分が無くなっていき“乾燥”につながります。
紫外線を浴び続けることで、「水分」と「皮脂」のバランスも崩れやすくなり、水分の少ない皮脂が体から分泌され、そのベタベタ感を取ろうとパウダーシートなどで肌ばかり拭き取っていると、余計乾燥していき、肌のバリア機能まで低下していく悪循環になっていきます。
スキンケアの方法が違う・全くやっていない
よくある失敗に「洗顔のしすぎ」が挙げられます。
特に男性の洗顔量は洗浄力が強いために、渦状に油分をとってしまっている場合が多いです。使い続けることで皮膚がダメージを受けて肌荒れが起こる場合があります。
また、男性の場合は特にお風呂上がりや、洗顔の後に何も付けない場合が多く、最も乾燥する時に「保湿」ができていないです。
シェービングなどで肌が傷つき肌荒れを起こしています。
ポイント
メンズが化粧水を選ぶ時のポイント
- 使い続けられるものを選ぶ
- 肌にあったものを選ぶ
- 保湿力の高いものを選ぶ
使い続けられるものを選ぶ
スキンケアは1日だけで良くなるものではなく、ターンオーバーのサイクルが平均で4〜6週間ほどかかるので、1ヶ月から3ヶ月は様子を見る必要があります。
なので無理なく使っていくためにも使い続けられるようなもの、価格を選ぶ必要があります。
肌にあったものを選ぶ
肌にもオイリー肌、乾燥肌、混合肌と種類があります。
- 「乾燥肌」 とろみのあるような粘性の高いもの。
- 「オイリー肌」 サラッとした水に近いもの
- 「混合肌」 とろみの強い粘性のもの
保湿力の高いものを選ぶ
肌トラブルのほとんどが肌の内部からくるものですので、「保湿力」の高いものを選びましょう。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- セラミド
男性はあまり聞き慣れないかもしれませんが、これらが入っているものがおすすめです。
空気の乾燥・環境が乾燥している
空気の乾燥は、今や“冬”だけのものではありません。
気温、湿度が低い冬場は空気が乾燥しますが、体の代謝も落ちるため皮脂の分泌や汗の分泌が極めて少なくなります。そのため肌の保湿作用が低下します。湿度が低いだけで体の中の水分も蒸発していく傾向にあり、風が強い場合も肌の水分が減少していきます。
また、最近では、冬場だけではなく、夏、春、秋と1年を通して乾燥しているす。特に最近では4月、5月でも気温は30度を超える時期が多いのでエアコンもつける機会が増えていますエアコンは乾いた空気なので、肌から水分をどんどん奪っていきます。
食事・生活習慣
- 食事の偏り
- アルコールを毎日体量に飲んでいる
- 喫煙
- 過度のストレス
- 睡眠不足
食事の偏りが、ビタミンやミネラルを不足させて、肌の代謝を遅らせます。
また、アルコールは適度な量であれば血行促進やストレス発散になりますが、あまり多く取り過ぎてしまうと顔の赤ら顔になったり、毛細血管を広げる効果もあり、それによって刺激された皮脂腺が過剰に出ることによって毛穴が皮脂で埋め尽くされます。
プラス、睡眠不足などが重なると、体のターンオーバーが悪くなって、新しい細胞が活性化しなくなったりと悪循環になって肌に影響が出ていきます。
以上のことで起こるのが、代謝が悪くなり、毛穴なが詰まって「ニキビ」や「吹き出物」「肌のカサカサ」などのトラブルになります。
30代で乾燥肌にならないための予防
- 入浴
- 冷房・暖房
入浴
一般的に「熱いお湯はNG」です。
肌の皮脂を取り過ぎてしまったり、バリア機能の低下につながります。
また、“ゴシゴシ”洗ってしまうのも良くないです。
汚れはお湯で流すだけでも落ちるとされていますので、あまりゴシゴシ洗ってしまうと肌を傷つけたりして、乾燥の始まりにつながります。
入浴後は水分が残っている間に、保湿剤で保湿して体を潤わせましょう
- 石鹸や硫黄入りの入浴剤は肌乾燥がしやすくなるので避ける。
- 薬用石鹸は、抗生物質が入っているものが多いためアレルギーを起こす場合ので避ける。
冷房・暖房
夏の冷房は肌の乾燥=水分が奪われる=皮膚が乾燥。 |
冬の暖房は空気が乾燥=水分が奪われる=皮膚が乾燥。 |
夏も冬も加湿器や洗濯物を部屋で干して、部屋の水分を増やしてあげるなど工夫をしましょう。また、部屋の湿度系などをつけてチェックする事も大切です。
目安は湿度が45〜50度でコントロールしましょう。
30代から乾燥肌になってしまった時は?
肌のハリ低下には、エイジングケアよりまず「保湿」
シミやしわ、たるみや毛穴にくすみと、30代、40代に近づくにつれ、若い頃には気にならなかった肌悩みが日に日に蓄積していくもの。この世代の肌はとても乾燥しやすく、乾燥によるハリの低下も多いのです。
年齢を重ねて肌のターンオーバーが遅くなることで、細胞間脂質の量も減少していきます。つまり、肌は“スカスカ”状態!
よって水分が蒸発しやすくなる状態で肌乾燥になっていきます。
まずは、肌にしっかり水分を浸透させ、たっぷり保湿をしてあげましょう。
30代後半の乾燥は“加齢”と“間違ったケア”が要因に
「肌が乾燥しているなぁ」と感じた時、肌が乾燥したままの状態にしておくという人はいないと思いますが、30代も後半になると、スキンケアで何をつけても肌のカサつきが治まらない。細胞間脂質の分泌が少ない肌質は乾燥しやすいんです。
30代後半から、角層の隙間を埋める細胞間脂質が不足する…つまり肌が乾燥に傾いてしまう原因には、加齢に加え、間違ったお手入れも影響している場合もあるようです。
「保湿のため」と思ってやっているスキンケアが、肌を乾燥させているケースもあるので、保湿に気を付けたケアをしているのに肌の乾燥が改善しない時は、スキンケア法や使っている化粧品を見直すことも大切です。
乾燥肌の「朝の洗顔法」が午後の乾燥につながる
あなたは、乾燥が気になる“朝の洗顔”はどうしていますか?
寝ている間に肌の新陳代謝が行われ、皮脂は分泌されています。その皮脂や汚れは放っておくとすぐ酸化するので、朝、洗顔料を使ってきちんと落とすことも大切です。
ただし、それは皮脂が出ている場合のみ。皮脂がほとんど出ない肌質の場合、朝と夜1日2回洗顔料を使うと肌がパサパサになることも。
また、乾燥した肌を洗顔料で洗うことで、朝のスキンケアでしっかり保湿しても、午後には肌が乾いてしまう原因にも。
「皮脂が出にくい乾燥肌の場合、朝、それほど肌が汚れていないのに洗顔フォームで洗うと、必要な皮脂や肌の潤いが流れ出してしまい、潤いを抱え込みにくい肌に。朝の泡洗顔をやめ、前の晩のスキンケアを化粧水で拭き取るだけにすると、乾燥がかなり改善される」
ぬるま湯で洗顔する場合も、小鼻のワキなどの凹凸も指の腹を使ってていねいにぬぐい、表面の汚れをきちんと落としてあげましょう。
30代で乾燥肌を放っておくとどうなってしまう?
20才女性
「女性から見た乾燥肌の男性の印象」
注意ポイント
- カサカサした肌を見ると、余裕の無い印象。
- 肌の乾燥、白い粉は清潔感が無い。
- いつもポリポリ掻いていて不潔な印象。
と、言ったようにあまりいい印象では無いんです。
できる男、できるメンズほど、見た目も綺麗で爽やかさ、ダンディな雰囲気がありますが、カサカサ乾燥肌ではせっかくの見た目が台無しになってしまいます。
解決策
解決策としては、やはり普段の食事、生活習慣から見直していき、お肌のスキンケアから始めしょう。
40歳、50歳になった時に差がついてきますし、若さのケアって結局は自分の努力次第になっていきます。
日々の積み重ねが大事です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「30代男性のための肌の乾燥」について紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。